ツイッターフォロワー13万人、5歳さんに学ぶ「140文字の伝え方」

なぜライターはツイッターでフォロワーを増やした方が良いのか? 

・今は誰が書いたかが重要な時代

・ツイッターは自己紹介とポートフォリオになる

・誰と誰がつながっているかがわかるので創ったものが広がりやすい

・単純に仕事が増える! 

ツイッターで自己紹介がいらない最強の人になろう。

 

 

今回の講師5歳さんは、春の明日のライターゼミ(以後明日ゼミ)2期では受講生。

3期では講師側に立っています。しかも立候補!

 

ライター歴は1年、それまではツイッターの限度140文字の文章しか書いてなかったらしい。

先日、当メディアにて掲載された西島さんと5歳さんの対談インタビューでも語られていますが、ツイッター歴8年、フォロワー13万人超えのツイッター界の住人です。明日ゼミ主催の西島さんが運営する街角のクリエイティブにてライター活動をスタート。1記事で10万PVを超えるヒットメーカーです。

 

 

 

 

個人的な話になりますが、本記事筆者である僕と5歳さんの出会いは約半年前。明日ゼミ2期の受講生同士としての出会いでした。

登壇のライターさんからちょくちょく「受講生にインフルエンサーがいる(笑)」といじられる謎のナイスガイが5歳さん。

僕がツイッターのアカウント(申し遅れました、筆者のみる兄と申します。写真の人)を始めたのは半年前の5歳さんとの出会いがきっかけでした。普段は、普通のサラーリーマンとして、オウンドメディアを立ち上げたり、SNSの中の人をやったり、いわゆる”マーケティング”の仕事をしています。

 

 

 

それでは、早速5歳さんの初登壇の明日ゼミについてご紹介していきます。

 

 

5歳さんから学ぶツイッターとの向き合い方

ツイッターは“小手先のノウハウ”と“何のテーマのツイートを書くか”が両輪となります。ツイッター運用に魔法の言葉はないので、地味な作業の積み重ねで継続して行くしかありません。世の中のアルファツイッターと言われる人たちも地道に小手先のワザを使っています。

 

【ツイッターで何を呟けば良いのかわからないすべての人へのアドバイス】

文章が書けるライターさんでもツイッターでは「何を呟けば良い?」というスタート地点で立ち止まっているのでツイートテーマを決める。

・日常系

・趣味

・ごはんレビュー

・本のレビューなど

そのテーマで続けることが大切。

【ツイッターは1冊の本をつくるように主力ネタを決めて広げる】

・「淡々日記」…朝から夜まであったことを淡々とツイート。

・「グミレビュー」…普段自分がハマっていることが意外と他の人にハマることも多い。

・孤独のグルメのような書き方をしてみるとウケは狙わなくてもフォロワーが増える。

【2000文字と140文字の違い】

・2000文字の文章と140文字のツイートは書き方の根っこが違う。

・2000文字の文章を書く=細かい描写を詳しく書く

・140文字のツイートをする=140文字で伝わるようにとにかく削る

・140文字に収める為には「ら抜き言葉」もあり。

日本人は短歌、俳句という文化がある。Twitterも短歌や俳句と同じように文脈を読み手に想像してもらう技術が必要。Twitterのフォロワーが多い人は、細かい技術を駆使しながらフォロワーと共犯者になって楽しんでいる。

 

 

エモいツイートについて考える

 

【エモいツイートのポイント①】

・いまオーダーでも「エモい記事お願いします」というのがあるくらい旬(笑)

・情緒/情景/趣/ノスタルジック/ストーリー/嗅覚/音楽/季語

・場所:何曜日の何時にという話。文章をリアルにするとニオイを感じる。これがあればエモさが生まれる。

【エモいツイートのポイント②】

・ツイートに感情を持たせるためには言葉に音楽を流す。

・椎名林檎とかミスチルは歌詞だけでも音を感じる。

・自分の好きな音楽をツイートすることで、ツイートに音楽が流れ始める。

・例えば、カツセさんのツイートにはフォロワーの脳内でミスチルが流れている。

【エモいツイートのポイント③】

・ツイートの中に曲の歌詞を引用して使うとエモくなる。

・ツイートの中に意識して仕掛けの文章(歌詞の引用など)を創るのも140文字の遊び心。

 

ツイートのタイムラインに流れる140字でさえ人に読んでもらうのは大変です。ほとんどのツイートは、親指でシュッと飛ばされてしまう。短文のキャッチコピー型のツイートのがバズリやすいけど、140文字を書き続けることで「その人」に興味を持ってもらえる。そして、その人=「書き手」への興味が生まれてきます。

 

 

ツイッターの神は細部に宿る

【ツイッターの小手先ワザ①】

・1人称の使い方は「俺」よりも「僕」の方が良い。

「僕」という書き方のが頭がよく見える。

・エモいツイートを創るには、みんな「僕」を使おう。

【ツイッターの小手先ワザ②】 

・ツイート内の登場人物は二人まで。

・複数の人が入り乱れるとツイートを見ている人は混乱する。

・140文字の中で混乱してしまったら読み手は確実に離脱する。

【ツイッターの小手先ワザ③】

・1つのツイートには30%の真実を物語にするくらいが良い。

・事実100%のまま文章に書くと、難解な物語になる。

・嘘ではなく、読みやすい文章を創るには140文字の使い方が大切。

【ツイッターの小手先ワザ④】

・句読点は最小限に収めて文章を書く。

・句読点を打ちすぎるとリズムが乱れてしまう。

・ライティング的に正しいことでもツイッターでは読みにくくなってしまう。

・140文字のツイッターと2000文字の文章で頭の切り替えが必要。

【ツイッターの小手先ワザ⑤】

・140文字の中には落ちがなくても問題ない。起承転結の結はいらない。

・そのツイートにリプライが来ることで完成させる。

・ベストはツイートでボケるとすかさずフォロワーからリプでツッコミが来る状態。

・これを実践すると字数を削って中身を創りこむことができる。

【ツイッターの小手先ワザ⑥】

・ツイートの中に自分の直接的な感情を入れない。

・「楽しい」、「うれしい」などの直接的な言葉を使うのはダサい。

・「すごく」、「とても」も使わない。

・形容詞は削ろう。極力削ろう。

【ツイッターの小手先ワザ⑦】

・セリフはスマホ画面の一行内に収める。(17文字かな)

・絵文字をつかっていいのは煽るとき。

・わざとキラキラさせたい時以外は絵文字を使わない。

 

 

 

 

…と、ここまでレポートを書いてきましたが、

イベント登壇のレポートの割にはメモみたいな内容で、やたら短文の言い切りや箇条書きの文章が多くて読みにくいな。」

と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか? (特に気にならなかったら、仕掛けが滑ったということでスルーしてください)

 

 

実は、ここまでのレポートは冒頭前振りの文章以外

 

 

すべて5歳さんの講義内容を実践し、そのままツイートしても成り立つ形で構成してます。

 

 

いくつかは投稿するとプチバズが起きると思います。(多分)なので、この記事公開後、5歳さんの講義内容レポートすべてを僕のアカウント(みる兄さん)でツイートして実験します。 

 

一つもバズらなかった場合は、5歳さんの講義の問題では無く、みる兄さんの編集力不足ですので、登壇者ご本人を責めるのはお控えくださいませ。(ここからは140文字ルールを外し通常通りの書き方にします。裏垢でツイートして文章削りながら140文字以内に構成してたので正直しんどかったです)

 

 

なぜこんな書き方をしたかと言うと、5歳さんのゼミの内容を動画で確認していた時、一つひとつの解説がツイートとして成り立つように簡潔にまとめられていることに気づきました。聞くところによると、平日はほぼ起きている時間すべてツイッターと向き合い、息を吐くようにツイートをし、ツイッターを愛し、ツイッターに愛された5歳さん。脳内がツイート思考になっているようです。

 

 

バズるツイートを添削から学ぶ

約60分の講義が終わった後、ゼミ受講生の事前課題「バズるツイートを考えよう」に対して5歳さんからの添削タイムが始まりました。

 

フォロワー14万人の5歳さんの視点は、「全ては読み手、フォロワーさんのために」という想いが伝わる内容です。受講生が提出した課題の中から約20投稿を添削。しかも、ゼミが終わった後にフェイスブックのグループページで数十個にも渡る全ての提出課題に対して、添削と助言をしていました。こういう真摯で丁寧な所を見ると、ファンとしてのフォロワーさんが14万人もいらっしゃるのも納得です。

 

 

添削でアドバイスしていたポイントが沢山ありましたので、これも引き続きツイートっぽくまとめていきます。

【ツイッタラーが140文字で伝えるために気を付けるポイント20選】

①ツイートの一段目で登場人物の説明を済ます。

②全員に読みやすく書くより、わかる人にわかる文章が良い。

③セリフツイートをするときは(僕、嫁)などを文頭に表記する。

④~と“言った”は削ってカギカッコ「」を使う。

⑤他人の伝聞より自分事の物語。

⑥見ている人が嫌な気持ちになるネガティブな表現は控える。

⑦自虐系の文章は、自分で落として自己完結させて親近感をつくる。

⑧セリフがあるツイートは説明からではなく「」のセリフから始める。

⑨「」は会話、『』は心の中の言葉としてルール化する。

⑩ツイートの中に年齢をいれると共感が生まれる。

⑪トーンは統一。会話調なら会話調、説明なら説明で混ぜない。

⑫他人のオモシロ会話ツイートは良くバズる。

⑬わざとらしすぎる事実だと「ウソ松」っていわれるので注意。

⑭普段の出来すぎた事実を書くときは、前振りで「嘘のような本当の話」と説明せよ。

⑮ビックリマーク「!」は冗談っぽく言う時は使える。しみじみする時は使わない。

⑯スクール、講義、授業など同じことを示す言葉は削る。

⑰カタカナが続きすぎると離脱する。

⑱時間の要素を入れることでリアリティが出る。

⑲文章を段組した際、文末の空白は減らして文字を埋める。

⑳面白いツイートには理論がある。

 

 

最後に、5歳さんのゼミの受講生が提出した課題「バズりそうなツイート」での優秀作品をいくつかご紹介。

どれも秀逸で実際に少しバズっているツイートも!

バズリそうなツイート優秀作品

 

▼日常系のツイート

朝からせめぎあい

満員の通勤電車。真ん前に座っている人がさっきから後ろを振り返り、駅名を何度も確認している。次の駅も、その次の駅も。私、「お主、そろそろ降りるな…♪とひそかに期待しながら25分。結局、私が降りる駅の1つ前でおりました。じらしすぎ!じらされすぎ!自分!

5歳さん)ツイートは投稿する時間も大事。このツイートだと朝の9時くらいかな。時間と場所の話をいれつつ、日常のエピソードを積み重ねるのが良いと思います。ツイッターを楽しみながらツイートする数を増やすことが大切です。

 

▼ほっこり系のツイート

朝、家から駅までの道で、前に年配の夫婦が歩いていた。背が高い白髪スーツ姿のご主人に、ふっくらした茶髪の奥様。途中雨が降り出して、奥様が傘を取り出したら、ご主人は「そちらに入れてもらおうか」と、自分の傘は出さずに奥様の傘を持った。自然に相合傘をしているお二人になんだかほっこり。

5歳さん)コンテンツが明らかに強いのはほっこり系やのろけ系です。みんな結局いい話を聞きたいから、心が温まるツイートはすごく良いですね。日常生活を切り抜いているショートムービーみたいなツイート。

 

▼ぞわぞわするツイート

自分がまだ幼い頃、母が父のことを「おにいちゃん」と呼んでいたことをうっすらと覚えている。どういう経緯でそうなったのかわからないが、今でも思い出す度に感じるこの妙な居心地の悪さこそ、「胸騒ぎ」というやつじゃないかと思う。

5歳さん)これはまさにツッコミ待ちツイート。落ちもないからまさに胸騒ぎするツイート。こういうところを切り取ってかける人はすごい。この家族の続きが気になって想像力を掻き立てられます。

 

▼まさにツイッターというツイート

【もし桃太郎がkemioだったら】

ぼーーーんっ!地球上のみなさんこんにちは〜桃から生まれた桃太郎でーーーーす🍑OK。ということでこれから鬼を倒していきまーーす、ヨロミ〜〜🖖🏼国家代表ギャルとしてみんなで鬼倒してくよ〜〜!はい、どこまで〜行っても〜渋谷は日本のトウキョー⤴︎⤴︎⤴︎

5歳さん)確実にバズる!なりきりツイート。ツイッターのことを知り尽くしている人のセンスがあふれるツイートです。ブランディングの観点でいうと自分の自己紹介にはならないけど、“バズるネタツイート”の教科書に載せるくらい良い。KEMIO知らないと全く笑えないけどそこがまた良い。

>KEMIOを知らない人はこちら↓

 

 

そして栄えある最優秀ツイートはこちら!

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このtweetが

Yahoo!ニュースTOPに載ったら

石原さとみさんを

TENGA

の広告に起用してもらうことに

残りの広告マン人生を

捧げることを誓います

 

広告代理店営業6年目

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5歳さん)この人の行く末を見たくなる。応援したくなるツイート。このツイートをヤフーのトップニュースにしたくなる。たぶんこの人はそういう部分をわかったうえで書いている。この人に仕事を頼みたくなるよね!

 

 

 

最後に5歳さんからのみんなへの言葉

「これから生きていくためには自分自身を自己PRし続けていく必要がある。」

「この人に仕事を頼みたいって思われるツイートをすることが大切です。」

 

「だれが書いたのか? が重要な時代に明日のライターとしての武器を持ちましょう。」

 

 

僕らにとっての明日のライターゼミとは

明日のライターゼミは、書くことはもちろん、書いたことをどう伝えるか? どう広めるか? そこまでを含めた未来のライター像としての講座です。普段は企業のオウンドメディアの責任者としてライターさんに依頼する側なのですが、きちんとした文章を書けることは大前提として、「企画を一緒に考えてくれる人」「創った記事を共に広げてくれる人」と継続にお仕事をしていきたいと改めて実感しました。

 

(後日談)5歳さんのゼミが終わった後に、明日ゼミの受講生の方のツイート数が増えています。個人的なことですが、学んだことを実践してツイートを続けていたところ先日1000フォロワーを超えました。人の行動への一歩目の勇気を押せる人、そんな素敵なナイスガイの5歳さんでした。

面白いツイートには理論がある!

 

「明日のライターゼミ」の入会はこちらから(途中からの参加でも初回からの講義動画をご覧頂けます)

 

Photo by くりこ(@KURICOPY