「隠れた本音を刺せばシェアされる」トイアンナさんの言葉は間違いなかった

そうか、これがインサイトを刺すということなのか。

講義終了後、しばらく考えていました。
どうして俺はこんなに心を動かされたのだろう、と。

過去4回とも講義はどれも素晴らしかった。
でも、この良さをみんなに伝えたい!
という気持ちは今回が一番かもしれない。

考えて考えて、はっときづいたのが冒頭の言葉です。

インサイトとは?
インサイトを刺すとは?

明日のライターゼミ第5回
「SNSでシェアされる文章の作り方」
講師:トイアンナさん

僕自身の気づきをとおして講義のポイントをレビューしていきます。

私こういう者です

で、お前は誰?と全読者8人のうち8人が思っているので自己紹介します。
名前は金子ゆうき。愛媛県にすむ会社員、食品メーカーに対する販促企画業務をしています。
えんぴつと箸は右、スポーツは左利き。
このレビュー記事がライターデビューです。

なぜ、明日のライターゼミに参加したのか

僕はこれまで求人広告制作、コピーライターとか企画とか「書く」ことの周辺にいましたが自分の名前で書いたものを世に出したことはありません。「自分にも書けることがあるんじゃないか」とぼんやり考えるようになり、たまたま知ったのが明日のライターゼミ。「書く」ことへの想いがどこかに流れつくのではないか。そんな風に思って参加したのです。

どうです? この何か言っているようで良く分からない言葉。
「志望動機は?」に対するつまらない模範解答みたいです。

なぜ、明日のライターゼミに参加したのか(ぶっちゃけ編)

今はTwitterやnoteとか個人で発信できし、そこから人気になって収入を増やすこともできるでしょ。地方在住でもWebがあればハンデじゃないし、何なら強み? 明日のライターゼミか。Twitterでも良く見る人たちばかりだし、ゼミをきっかけにライターになってる人もいる。ここで一発当てればネットでチヤホヤされるかもしれん。

はい出ました、これが本音です。

脚色はしていますが、ぜんぶが嘘ではないと告白しておきます。

ぶっちゃけ編で書いたような気持ち、本音。
それこそが講義で強調されたインサイトなんですね。

僕が心を強くうごかされたのは、このインサイトをくすぐられる講義になっていたからなのです。

インサイトとは何か?講義の内容をふりかえってみます。

「隠れた本音」それがインサイト

講師トイアンナさんについてご紹介します。

ライター。700人以上の人生相談を受けた経験から、アラサー女性のキャリア・恋愛を中心に執筆。書籍『恋愛障害』など多数。
明日のライターゼミ募集ページ「講師陣のプロフィール』」より

講義中もご自身を「恋愛コラムニスト」と称されており、恋愛系のライティングのほかに外資系メーカーでのマーケティング職のご経験から「就活・転職・キャリア」についてもたくさん書かれています。

インサイトはマーケティング用語でもあり、直訳すると「洞察」や「物事を見抜く力」。

講義内では、
「インサイト=その人が隠したい・なかなか表に出さない本音、真のニーズ」
と説明されていました。

上っ面ではない本当の欲望、時に醜い本音。
それがインサイトです。
インサイトを刺して、くすぐり、選択肢を提示すれば読んでシェアしてもらえる。

インサイトを捉えて刺した事例としてトイアンナさんの自著の例示もありました。

どうすればインサイトに気づけるか?

インサイトは「隠れた本音」ですから、そうそう気づけるものではありません。
本人でも気づかない・見ないようにしていることもあります。

なぜ明日のライターゼミに参加したか?
自分でもそのインサイトを言葉にするのは結構時間がかかりました。

それが他者のものとなればもっと難しい。
ふだんの会話や、行動の観察から訓練しつづけるのが大切。話していることに矛盾はないか?表情と言葉は一致しているか?など細かいポイントも紹介されていました。

受講生同士でインタビューをして相手のインサイトを探るというワークも実施。
皆さん真剣に取り組まれていました。
課題やワークをとおして実践的に学べるのも明日のライターゼミの魅力です。

どんな仕事にもインサイトは活用できる

インサイトを捉えるという視点はライターだけでなく、たくさんの仕事で応用できると思います。

僕は食品メーカーへの販促企画提案という仕事柄、スーパーやコンビニでお客さんは何を考えて買物をしているのか?その商品をカゴに入れたのか?を気にしながら生活しています。

たとえば、スーパーで30代とおもわれる女性が減塩タイプのゆでうどんをカゴに入れたとする。

その場合、

健康に気をつけているのかな?
旦那さんの健康診断の結果が良くなかったかも?

いくつか仮説が立ちます。

でも更に考えると、別の可能性も。

小さなお子さんの離乳食で使うのかも?

我が家の実体験ですが、小さな子どもに普通のうどんでは塩分過多なので減塩のものを買うようにしているんですね。

子どもに安心して食べさせたいと思って買っているのであれば、販促の仕方や提案するメニューは大人向けとまったく変わります。子育て用グッズの当たる消費者キャンペーンだってできるかもしれません。

女性がうどんをカゴに入れている。

その事象からだけでもインサイトを見つけると意識すれば、たくさんの仮説が立てられ、商品や記事を届けるための切り口を発見できるようになると思います。

包み隠さず伝えてくれるワケ

ここまで講義の大きなテーマであったインサイトについて紹介しました。

マーケティングのかたい内容だったのかな?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

カンガルーの肉はおいしい(たたきがとてもおいしいんだとか)など、変わった体験やお金・収入に関わることまで硬軟自在な内容でほんとうに楽しかった。

これも「ライターになりたい」というインサイトを刺すためのものだったのだと思います。

ライターになるのは最低限身につけておくべき方法論や考え方は当然重要。それだけじゃないネタの作り方(変わった経験は記事づくるに活かせる)や、ライターで食っていけるのかという疑問の解消など、価値のあることを突っ込んで教えてくれたのだと思います。

講義内では、読者が感じる価値には2つあると示されました。

  • 機能的価値
  • 情緒的価値

お茶を例にすると、
喉が潤うという直接的ものが機能的価値。
ホッと一息つける感情的なものが情緒的価値。

講義の内容で考えると、
インサイトの捉え方や文章づくりの細かいテクニックが機能的価値。
びっくりするような体験談や裏話は情緒的価値のためだったのではないか。

事実、僕は講義後「ライターになりたい人に全力でおススメ」とツイート。インサイトを刺されて機能的・情緒的価値の両方を強く感じたから、SNSでその価値をシェアしたんですね。

「SNSでシェアされる文章の作り方」
講義そのものがこのテーマに沿って構築されていた。
インサイトを刺せばシェアされる、本当にその通りだったのです。

明日のライターを育成するために

トイアンナさんは、インタビューで今後の活動についてのこのように仰られています。

ライターの育成にもフォーカスしていきたいですね。女性が男性と同じくらい好きなキャリアを選んでいくためには、フリーランス業の育成は不可欠であると思っていますし、ライターという選択肢はおすすめです。私が営業に回って、ライティングを教えたライターを書けるようにするという所にも携わっていきたいです。
明日のライターより

ライターになりたいと思っている人が「長くライターとして生きていける」ようにする。
そのためのエッセンスがギュッと詰まった講義だったと、記事を書きながら改めて実感しました。

トイアンナさん、ありがとうございました。

さいごに

今回の講義含めて過去のものは全てアーカイブが残っておりいつでも視聴可能です。

これから入っても全く問題ありません。

私事ですがこの講義当日、息子が体調不良となり急遽病院へ。リアルタイムでの視聴はできませんでしたがアーカイブ動画があるおかげでレポート記事を書けています。

ライターになりたい! という想いがあれば一緒に受けましょう。
~明日のライターゼミ 2018・秋 募集ページ

それではまた、次回のレポートで。

Photo by くりこ(KURICOPY

ABOUTこの記事をかいた人

金子ゆうき

愛媛県在住の会社員時々ライター。新潟県にうまれ、東京での求人広告制作・コピーライター・販促プランナーを経て妻の地元愛媛県に移住。座右の銘は「ユーモアを忘れずに」